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2007.08.04

カルピスの会社

企業のカルピスの創業者は、1878年、大阪府下萱野村(現箕面市)の浄土真宗本願寺派教学寺の住職の子息として生まれた三島海雲さんです。

カルピスは創業初期には、酒類・食品の老舗卸売専門商社である「国分グループ」に入っていました。

「カルピス」という名前をつけたのは、作曲家の山田耕筰と渡辺海旭(芝学園校長(当時))の2人でした。カルピスは創業時より「初恋の味」というキャッチフレーズで知られる様になり、またカルピスは世界初の乳酸菌飲料だったのです。

現在はカルピスと共に、脱脂乳の生産の際に副産品として製造を開始したとされるカルピスバターが主力商品となっています。

カルピスは昔から日本人に愛され、子供でも大人でも安心して飲める夏の飲み物と言えば「カルピス」でした。茶色のビンに入ったカルピスを冷やした水で薄めて飲むカルピスは、子供達にとってはおいしく楽しいもので、カルピスは夏の風物の1つだったと言えるでしょう。

近年、カルピスが味の素と提携してからは、カルピスを水でうすめて調合し、すぐに飲めるようにした清涼飲料水「カルピスウォーター」の生産や、ミネラルウォーターの「エビアン」やワインの輸入、カクテル・「カルピスサワー」などのアルコール飲料にも進出しています。

海外において、カルピスCalpisが英語圏では「Cow piss(カウ ピス=牛の尿)」と聞こえることから、カルピスはCALPICO(カルピコ)という名称で販売されています。

なお味の素は、2007年6月11日に、同年10月1日付でカルピス社を完全子会社化することで合意したと発表しました。カルピス経営陣は他社との提携も考慮しましたが、今後の少子高齢化で懸念される日本市場の規模縮小とそれを補うための海外市場展開、更には所謂「三角合併」の解禁による海外企業の買収攻勢への対応を見据え、この統合案しかないと表明。カルピスは苦渋の決断意を示しています。
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2007.08.03

カルピスデータブック

カルピス株式会社 Calpis Co., Ltd.

種類 株式会社
市場情報 東証1部 2591
大証1部 2591

カルピス株式会社
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿南二丁目4番1号
電話番号 03-5721-3111(大代表)
設立 1948年(昭和23年)
業種 食料品
事業内容 食品
代表者 石渡 總平(代表取締役社長)
資本金 130億5,675万円
売上高 連結:122,775百万円
単独:110,414百万円
(2005年12月期)
従業員数 837名
決算期 毎年12月31日
主要株主 味の素株式会社 26.7%
カルピス株式会社 Calpis Co., Ltd.
www.calpis.co.jp


カルピス株式会社の沿革
1917年 - ラクトー株式会社設立
1919年 - 日本で初めての乳酸菌飲料カルピス発売
1923年 - カルピス製造株式会社に商号変更
1948年 - カルピス食品工業株式会社に商号変更
1987年 - 仏国BSNグループ(現グループ・ダノン)と業務提携
1989年 - いわゆる「黒人マーク」の使用中止
1990年 - 第三者割当増資を実施。味の素株式会社が増資を引き受け筆頭株主に
1991年 - 味の素株式会社から飲料事業を譲受、両社の缶入り飲料事業を統合
1997年 - カルピス株式会社に商号変更
2007年10月1日 - 株式交換により味の素株式会社の完全子会社になる予定。同時に株式交換後上場廃止予定。

カルピス株式会社の事業所
本社:東京都渋谷区恵比寿南2-4-1
支店:札幌、仙台、東京、関東、名古屋、大阪、中四国、福岡
営業所:北東北、新潟、長野、静岡、金沢、高松、岡山、鹿児島
工場:相模(2008年6月に閉鎖予定)、岡山、群馬
相模工場内に研究所がある。
物流センター(100%出資子会社、カルピス物流サービス):相模(本社)、岡山、群馬
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2007.08.01

乳酸菌飲料カルピスの由来

乳酸菌飲料カルピスの由来

1902年、カルピスの創業者である当時25歳の三島海雲は、内モンゴル(現中華人民共和国の内モンゴル自治区)を訪れ、そこで口にした飲み物をもとにして1919年に乳酸菌飲料カルピスを開発し発売しました。

脱脂乳の単なる乳酸発酵による酸乳(バターミルク)に加糖し、馬乳酒と類似する酵母による発酵が乳酸菌飲料カルピス独特の風味に不可欠であることは長く企業秘密とされていましたが、1990年代半ばに公開されました。

カルピスの由来は「カルシウム」とサンスクリット語の「サルピス」(salpis、漢訳:熟酥(じゅくそ)、次位の味の意味)の語呂をとって名付けられた。

サンスクリット語「サルピル・マンダ」(sarpir-manda、漢訳:醍醐、無上の味の意味)を使用し、「サルピス」・「カルピル」とする案もあったのですが、カルピス社では、重要なことを決める際にはその道の第一人者を訪ねる「日本一主義」があり、音楽の第一人者山田耕筰に社名について相談したところ、「カルピス」が最も響きが良いということで現行社名・商品名になったと言われています。

カルピスは、元々は、パナマ帽を被った黒人男性がストローでグラス入りのカルピスを飲んでいる様子の図案化イラストが商標で、多くの方達はまだこの可愛いカルピスの黒人マークを記憶されていると思います。

これは、第一次世界大戦終戦後のドイツで苦しむ画家を救うため、カルピス社長の三島海雲が開催した「国際懸賞ポスター展」で3位を受賞した作品(ドイツ人デザイナーのオットー・デュンケルスビューラーの手によるもの)を使用したものでしたが、「黒人マーク」と呼ばれるようになり、1989年に“差別思想につながる”との指摘を受けて、カルピスは現行マークに変更しています。

もちろんカルピスの「黒人マーク」は差別を意図したマークではありませんし、カルピスは「黒人マーク」を白黒反転させたマークも商標登録しています。
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